【硬水ヘアケア 4日目】硬水ダメージのサインをセルフチェック
こんにちは、Hair Studio Foundationです。連載「硬水で髪がバサバサになるお悩み 39日間ケア」、今日は4日目(気づき編)です。
今日は4日目のテーマ:「ダメージのサインを知る」
「数字で見ると、やっぱり前の家より高めなんですね」。前回、わが家の水の硬度を調べたAさんは、メモを見返しながらそうつぶやいていました。そして次に気になったのが、「では、私の髪には実際にどんな変化が出ているんだろう」ということです。
硬度の数字は、水の性質を知るための「ものさし」です。それに加えて、髪や頭皮にどんなサインが出ているかを知っておくと、ケアの見直しを早めに始めるきっかけになります。
今回は、Aさんが鏡の前やお風呂場で確かめたポイントをもとに、セルフチェックのコツをご紹介します。
髪に出やすいサイン
まずは髪そのものの手ざわりや見た目です。洗い上がりにキシキシときしむ、濡れた髪に指を通すと途中で引っかかる、乾かしてもツヤが出にくい、毛先がパサッと広がってまとまらない。こうした変化は、硬水の地域でよく聞かれるお悩みです。
Aさんに当てはまるものを聞いてみると、「きしみと毛先の広がりは、まさにそれです」とのこと。乾かしたあとに毛先がふくらみやすく、朝のスタイリングに以前より時間がかかるようになったそうです。
チェックするときは、「いつから気になり始めたか」も思い出してみてください。引っ越しや長めの旅行など、使う水が変わった時期と重なっていれば、水の影響を考えるひとつの手がかりになります。なぜこうした手ざわりになるのかは、連載の中でのちほどゆっくりお話しします。
頭皮や洗い心地のサイン
髪だけでなく、洗っているときの感覚にもサインが隠れていることがあります。たとえば、いつもと同じ量のシャンプーなのに泡立ちにくい、しっかりすすいだつもりでも髪にぬるつきが残る、といった変化です。
洗ったあとに頭皮がつっぱるような感じがする、というのも手がかりのひとつです。Aさんは「泡が立たないから、ついシャンプーを足していました」と振り返っていました。使う量が変わると洗い心地も変わるので、今の使い方もあわせて書き留めておくと、あとで比べやすくなります。
なお、かゆみや赤み、フケが強く出て続くなど、気になる症状がある場合は、セルフチェックだけで判断しないでください。皮膚科などの専門の医療機関に相談することをおすすめします。
ほかの原因との見分け方
ここで大切なのは、こうしたサインがすべて硬水のせいとは限らない、ということです。空気が乾燥する季節や、カラー・パーマの直後、強い日差しを浴びたあとなどにも、同じようなきしみやパサつきが出ることがあります。
Aさんも、引っ越しの少し前にカラーをしていたことを思い出しました。「どちらの影響なのか、正直わからないですね」と話すAさんに、私たちは「今はひとつに決めなくて大丈夫ですよ」とお伝えしました。
見分けるときの目安になるのは、当てはまるサインの数です。ひとつだけならほかの原因も考えられますが、髪と洗い心地の両方にいくつも当てはまり、さらに水が変わった時期と重なるなら、水の影響も視野に入れてケアを見直してみる価値があると言えそうです。
チェックは「今」の記録
Aさんがひととおり確かめてみると、髪のサインが3つ、洗い心地のサインが2つ当てはまりました。「思っていたより多かったです。でも、はっきりして少しすっきりしました」と話してくださいました。
セルフチェックは、髪の良し悪しを採点するためのものではありません。今の状態を知っておくと、ケアを変えたあとに「前より指通りが軽いかも」といった小さな変化にも気づきやすくなります。
今日からできること
当てはまるサインを、スマートフォンのメモやノートに書き出してみましょう。「洗い上がりのきしみ」「指通りの悪さ」「ツヤが出ない」「毛先の広がり」「泡立ちにくい」「ぬるつきが残る」「頭皮のつっぱり」の中から選び、日付と気になり始めた時期も添えておくと、39日間のケアの効果を比べる記録になります。前回メモした水の硬度と同じ場所にまとめておくのもおすすめです。
自分の髪のサインを知ることは、ケアの出発点を確かめることでもあります。Aさんのメモには、硬度の数字の下に、今日チェックしたサインが並びました。
少し気にかけるだけで、毎日の髪の変化は見えてくるものです。ぜひお風呂上がりに、ご自身の髪と頭皮をゆっくり観察してみてください。
明日(5日目)のテーマは「塩素と硬度の違い」です。お楽しみに。
髪のお悩みは、Hair Studio Foundationのスタッフまでお気軽にご相談ください。





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